2007.08.25
善生寺の檀家様からのご紹介により、ご住職をご紹介いただき、山門の再建計画が始まりました。
かつて善生寺には山門が存在していましたが、長い年月の中で失われてしまい、住職はその再建を願っておられました。
昔あった山門は背の高いものであったと伝えられており、そのイメージを引き継ぐ形で、設計には高麗門をご提案させていただきました。
高麗門は、城門などに多く用いられ、馬に乗ったまま通行することできる背の高い構造が特徴です。
工事の一環として、住職と棟梁は岐阜の材木屋まで足を運び、材料の検品を行いました。
そこには素晴らしい材木が揃っており、特に、今回の工事で正面の柱に使用された樹齢約200年の銘木を、住職は一目で気に入られました。
この大径木は、名のあるお城に使われる予定もあったとても貴重な素材でした。
高麗門は、正面の屋根だけでなく、背面にも左右に屋根が設けられている特徴のある設計です。
高麗門の設計は現代ではあまり見られず、施工に携わった棟梁も楽しんで取り組まれたと語っています。
格調高い高麗門が完成し、善生寺のご住職にも大変ご満足いただけました。