長野市の善光寺にて実施した、3Dスキャナーを使用して建造物の立体的なデータを記録する3D計測についての記事が新聞に掲載されました。
今回の計測は、長野市の三栄測地様よりご依頼をいただき、重要文化財である山門と経蔵の3D計測を行いました。
善光寺事務局のご担当者様の「新しい技術を使うことで、文化財をより長く後世に残していける」というお言葉の通り、3Dスキャナーを活用し取得したデータをもとに作成する現況保存図面を残すことで、経年劣化や災害などによる損壊が起きても、迅速かつ正確に復興工事を行うことができます。
近年、歴史ある文化財や建造物を後世に受け継いでいくために、最新技術を活用し建造物のデジタル保存(デジタルアーカイブ化)を行う事例は国内外で増えています。
弊社も日本の伝統建築を次世代に遺していく取り組みの一助となれるよう、今後も精進して参ります。