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棟梁の建物みてあるき

2013.04.12

大報恩寺本堂(国宝)
鎌倉時代初期承久3年(1221年)創建された。
本堂は1227年上棟である事が判明している。
通称千本釈迦堂とも言いおかめ伝説でも有名である。

柱の隅延びが顕著である

向拝の繋虹梁を省きすっきりとしたプロポーションである

入母屋妻壁部分のサス組古式の清楚な気品がある

浜縁束は円柱である

向拝斗組は出三斗と古式な手挟である。肘木は向拝のみ面取りを施し規律のある仕様である

正面の蔀戸

内陣と外陣 境には、格子戸及び菱形欄間で納めるのが中世密教寺院の特徴でもある。

外陣天井は化粧屋根裏と組入天井内

 
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