2024.02.06
弊社棟梁の友人宅であるS邸にて、伝統的な工法を用いた平成の大改築を行いました。
長年の経年劣化により、茅葺屋根の母屋は解体を余儀なくされましたが、梁などの部材を再利用することで、江戸時代から続く歴史を次世代へと繋ぐことができました。
今回の工事では、300年以上の歴史を持つ梁を丁寧に保存・再利用したことで建物全体に温かみと風格が生まれました。
造作材にはすべて古色を施し、古美を感じさせる仕上がりとなりました。
年月を経た木の風合いが、落ち着いた趣を演出しています。
ロフトに上がる階段の下には、階段箪笥を造り付けました。
空間を有効に活用し、機能性と趣が両立した造りとなりました。
外周りには腰板を使い、落ち着いた安定感のある風貌となっております。
屋根にはガルバリウム鋼板を使用し、長期にわたり安心してご利用いただける耐久性を備えました。
伝統的な技術と現代の技術が融合した、美しさと安心感を兼ね備えた建物が完成しました。
江戸時代から現存する300年前の古材を用いた部分や古色を施した桧と松と杉の新規部材が調和した、温かみのある仕上がりとなりました。
ご縁をいただきありがとうございました。